「むち打ち症」とは、追突などによる交通事故で生じる怪我の総称で、医学上の正式名称は「外傷性頚部症候群」や「頚部捻挫」、「頚部挫傷」などと呼ばれています。
自動車運転時の追突や衝突事故などによって、頚部が前後にむちのようにしなる様子からむち打ち症と呼ばれるようになりました。
主な自覚症状としては、頭痛、耳鳴り、頚部痛、めまい、吐き気などが見られます。
むち打ち症は長期化する場合も多く、心身ともに患者様への負担が重くなる傾向があります。
交通事故などを経験された方は、症状が軽かったり、痛みがない場合でも、一度整形外科などで診察されることをお勧めします。